クラウドビジネス参入記(4): クラウドブローカになるために

By |10月 9, 2013|未分類, |0 comments


クラウドビジネス参入記(3): クラウド時代に必要なエンジニア像の続きです。

クラウドブローカについての定義は1回目の通り「クラウドサービス同士のマッシュアップや付加価値を付け再販する」ことです。単にクラウドサービスを仲介すること自体に意味はなく付加価値が重要です。

前回までのクラウドインテグレーションもひとつの価値ですが、インテグレーションの他に付加できる価値としてすぐに思いつくのは、AppExchangeに代表されるような独自のサービス/プロダクトでしょうか。

ただ、独自のサービス/プロダクトを開発/運営していくというのは莫大な投資が必要であり、その投資に見合ったリターンを得られるかどうかはギャンブルに近く体力のある企業でない限り社運を賭けざるを得ません。

そこで、成長の過程において単純なインテグレーションと独自サービス/プロダクト販売の間に「コンサルティング」というワンステップを置くことで、堅実で且つ将来的なサービス/プロダクトへつながる展開が可能です。

たとえば弊社であれば、古くはWebコンサルティングを、現在ではソーシャルコンサルティングをインテグレーションと共に推進していますし、他社ではマーケティングや営業コンサルティングを行っていたりします。

弊社はクラウドインテグレータの時点でSalesforceやAWSなど各クラウドサービスの技術面に詳しいということは当然なことであり、敢えてそれを強調する必要はないと考えています。

なぜなら、エンドユーザが求めているのは「技術」ではなく「効果」だと考えるからです。つまり我々はエンドユーザのWeb/ソーシャル活用に効果を生み出すために技術を利用し価値を提供しているということです。

それが今年の1月に発表された株式会社ウフルとBULB株式会社の経営統合に関するお知らせという形になりました。

BLUBは端的に言いますと企業がソーシャル体質になることでユーザにとって良い会社が良い価値を提供できるようになるコンサルティングを行っており、主なクライアントにはソニー、東急百貨店、トヨタ、ローソン、日本公認会計士協会がいます。

ユーザにとって有益でないサービス/プロダクトを価値があるかのように見せる手法はソーシャルメディアの普及と共に立ち行かなくなり、ユーザは「正直」なサービス/プロダクトや企業を評価するようになりました。

企業をソーシャル体質に変え「正直」になることで様々な問題を解決し、ユーザと企業の共創を起こすことがBLUBのコンサルティングであり、付け焼き刃的なソーシャルマーケティングや営業コンサルとは一線を画しています。

そして、BLUBが行う企業のソーシャル化コンサルティングを技術的に支え、実際のソリューションを提供し補完しているのが弊社です。

我々はマーケティングや営業フェーズに留まらず、サポートから開発/運用に至るまでがソーシャルによって正直になり、ユーザの声が企業内のどこにも滞留することなくサービス/プロダクトへ反映されることを目指しています。

将来的には思想をツール化し、企業が正直になれるフレームワークとして提供して行き、それが弊社をインテグレーション→コンサルティング→サービス/プロダクトへと発展させて行く道筋であると考えています。

次回は最終回として今後のクラウドビジネスについて書きたいと思います。

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