[Force.comでWeb制作]CMSForceでForce.comをCMS活用

By |11月 25, 2009|Force.comでWeb制作, |


CMSForceというAppExchangeアプリを見つけまして。

以前からちらちら目についてはいたのですが、「Force.comをWeb制作のCMSっぽく使うんだろうなー」「そもそもForce.com自体がCMSっぽいしなー」「Sitesなんかそのままだよねー」くらいにしか思っていなかったんですが、実際インストールしてみると意外に便利で高機能でびっくり。
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CMSForce v0.8

例のごとくForce.com Labsが無料で配布してます。というかForce.com Labsは176もアプリ出してるんですね。こりゃ全部チェックするのは大変。

説明書のPDFがこちら。インストール方法とかCMSの操作方法が書いてます。英語読めなくても画面スクリーンショット追うだけで何をしてるか大体わかります。
Post Install and Usage Guide

中でやっている処理は以下のような感じ。

  • テンプレートになるVisualforceページを用意する。
    (WordPressやMovableTypeでいうところのテンプレートと同じ)
  • テンプレートのVisualforceには、CMSから生成する動的な部分に専用のコンポーネントタグを書く。
  • サイドバーやヘッダーやフッターやメインコンテンツ、などそれぞれのコンポーネントタグを定義する。
  • コンポーネント定義した箇所に表示する内容をForce.comのレコード編集画面から投稿する。

というのが基本機能で、これだけだと予想通りのものだったんですが、驚いたのがもう一つの機能のWebForm管理機能
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こんな感じの管理画面で、

  1. 連携したいオブジェクト選択
  2. フォームとして表示したい項目選択
  3. 各入力項目の詳細条件設定。文字数や必須設定など。

が設定できて、ここで設定した内容でSalesforce連携Webフォームができあがる。これをForce.com Sitesで公開すればSalesforce連携のWebフォームが完成。以前書いた[Force.comでWeb制作]Force.com SitesでWeb to Leadとできることは同じなんですが、それが相当スピーディーに出来てしまう。これは便利。

作ったページ例:
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