[salesforce]Spring ‘10 新機能
Spring ‘10の新機能の全容が少しずつ明らかになってきています。
新機能紹介ページでも色々な機能の詳細が紹介されはじめています。いくつか気になったのをあげると、
- Authenticated Sites
Force.com Sites上で会員制サイトが構築できる機能でまだパイロットリリースのようです。具体的には- ハイボリュームカスタマーポータルライセンス、認証Webサイトライセンス、という2ライセンスができる。普通のカスタマーポータルライセンスのさらに機能制限されたような内容。それぞれのライセンスにそれぞれのライセンス専用のプロファイルが割り当てられる。
- この2つのライセンスの違いはよくわかりませんでした。
- カスタマーポータルと同じように、ライセンス契約をした後に取引先責任者の設定画面からライセンスを割り当てる。個人取引先は割り当てられない。
という感じです。このライセンスの意図としては、Sitesやカスタマーポータルで許容可能なユーザ数を今よりも更に更に増大させるためのもののようです。Sitesやカスタマーポータルで大規模会員制サイトを構築したい要望はよくあります。おそらく価格面も最適化されたプランになると思うので、ありがたいですね。
- FORCE.COM IDE FOR ECLIPSE 3.5
Eclipse3.5に対応した最新API用のForce.comプラグインが提供されるようです。これは何気にありがたい。 - CODE SCHEDULER
待望のコードスケジューラーが正式リリースです。CRONぽい処理がAPEXでできるあれです。 - ADOBE FLASH BUILDER FOR FORCE.COM
パイロットリリース中だったFlash Builderも正式リリースみたいです。最近Force.com上でのFlash話も多くなってきたのでこれも助かる。
他にも色々あるんですが、ありすぎて追い切れない。
あとよくわからなかったのが、Force.com Blogの記事で配列の要素数の制限が撤廃された、って書いてるのですがリリースノートの中からはその記載が見つけられませんでした。で、ガバナ制限のページをみてみると、
おおお、本当に無くなってる。List、Set、Mapの制限に関する行が消えている。というかまだSpring ‘10リリースされてないのに、もう無くなってるんだ。
他の機能もそのうちレビューしていきます。