[salesforce]Spring’10新機能 – SOQLで集約関数
SOQLはSalesforce独自のデータベース操作言語で、SQLと同じような感覚で使うことができます。ですが、SOQL独自の制約や機能も色々とあります。SOQLには集約関数が存在せず、SUMやCountやGroup byなどが使えなくて困る場面がたくさんあったのですが、Spring’10でついに集約関数が実装されました。
AVG()(平均値)、Count()(結果レコード数)、Count_distinct()(nullと重複値を除いた結果レコード件数)、Min()(最小値)、Max()(最大値)、SUM()(合計値)、が利用可能になりました。
APIバージョン18以上から対応ということなのですが、Eclipse上のスキーマブラウザ上からSOQLを実行しても「Aggregate query not allowed with this Api version」とエラーになってしまいます。EclipseをAPIバージョン18に対応させる方法がわからなかったので、ブラウザのシステムログ上から実行すると無事成功。
Eclipseから実行できないのでまだ本番で使えないぽいですが、きっと4月19日にリリースされるらしいForce.com IDE3.5で対応してくれることでしょう。