[salesforce]Spring’11 概要
Spring’11の概要が発表されています。
Spring ’11 Force.com Platform Pre-Release
個々の機能は追々紹介していくとして、とりあえずざっくり全体のめぼしいところを確認。
開発関連
- ガバナ制限の改訂
個人的にはこれが一番大きい。ガバナ制限が全面的に見直されました。今までトリガやVisualforceコントローラなどで扱いが違いましたが、そのコンテキスト分けが撤廃されて、全てのコンテキストで同一のガバナ制限が適用されるようになります。 - Visualforceページでインライン編集
こんなふうに書くことで、
<apex:form><apex:detail inlineEdit=”True” /></apex:form>
こんなふうにその項目がページ上でインライン編集できるようになるみたいです。
Chatter関連
- Chatter トリガー
Chatterの投稿に対してトリガーが設定できるようになります。 - Live Update
Twitterの画面でよくあるように、画面を開きっぱなしにしている時に新規Chatter投稿があると「You have new update」のメッセージが自動的に表示されて、最新の投稿が確認できます。
アプリの配布
- カスタマーサクセスコンソール
ISV向けの機能です。ISVがパッケージ配布時に、パッケージをインストールしたお客さんの組織に代理ログインしてパッケージインストール時のトラブル対応ができる、というものです。ISVの開発元のSalesforce組織上から操作できるようです。
その他
- Google Chrome正式サポート
Google Chromeブラウザが正式にサポートされます。