[Radian6][salesforce]話題のRadian6を実際に使ってみた

By |4月 15, 2011|salesforce, |


3/30にSalesforceによって巨額買収(3億2600万ドル)されたRadian6を早速試してみた。

  1. ログイン画面
  2. http://login.radian6.com/
    こちらからログインします。
    Enable Russian and Asia Fontsというチェックを入れると、日本語フォントが有効になり、日本語のソーシャル情報の分析や表示も可能になります。

  3. ログイン後TOP画面
    ログインするとまずはダッシュボード一覧が表示される。

    使ってみるとわかりますが、Radian6はフルFlashでできている。全てのインターフェイスはFlash。相当細かい機能が数多く作り込まれているが、このクオリティはかなりすごい。
  4. Radian6の利用の流れ
    基本的にRadian6の利用の流れは以下のようになります。
    1.Configuration」から初期設定を行う。対象言語、対象国、検索キーワード。また、分析対象のソーシャルメディア(ブログ、ニュースサイト、掲示板、Facebook、Twitterなど)を選択し、それぞれの重要視する比重を設定する。
    2.その後、表示したいダッシュボードを選択する。
    River of Stream(タイムラインのようなもの。画面右上。)」
    Conversation Cloud(関連キーワードのタグクラウド。画面左上と右下)」
    Topic Analytics(キーワード分析。画面中央のパイチャート)」
    Topic Trend(トピックの最近のトレンド分析。画面中央上)」
    Infruence Viewer(キーワードに対して影響力のあるソーシャルメディア内のユーザの分析。画面左下。)」
    の5つの中から選択する。

    実際に触るとフルFlashなので操作がおそろしく軽快だ。 触ってるだけでも非常に楽しい。最初はフルFlash?と否定的に使い始めたが、これはかなり使いやすい。興味のあるキーワードを入れると様々な分析を一発で行ってくれるのでインターネットウォッチ好きの方なら個人的にも欲しくなってしまうような内容だ。日本的に言えば炎上の分析には非常に便利そう。もちろん企業のWebマーケ活動にも役立つ様々な機能がある。

  5. Salesforce連携
    今のところSalesforceとの連携は、リード、ケース、取引先責任者の連携ができる。
    Radian6 Announces Social CRM and Web Analytics Integration
    Sales and Lead Generation


    各ソーシャルメディアのユーザの詳細画面から、「Salesforceへ取り込み」ボタンが表示され、そのユーザの情報や発言をリードやケースや取引先責任者に取り込むことができる。また公開はされていないがAPIも用意されているそうで、もっと複雑なAPI連携も開発可能とのこと。

  6. 価格
    利用料金は、ミニマムで月額$600となっており、分析対象のデータ量で変動するようです。 また、慈善団体には半額提供となっています。
  7. Radian6 Engagement Console
    これは上記のRadian6ダッシュボードとは独立したAirアプリです。ダッシュボードは特定のキーワードを軸にしてソーシャルメディア全体を分析するものですが、このEngagementコンソールは自社のソーシャルメディアのユーザアカウントの管理を行うものです。利用できるソーシャルメディアは、Twitter、MySpace、Facebook、Chatterです(Chatterが入ってる!)。

以上ざっくりした解説ですが、今後もRadian6をおっかけていきたいと思います。すごく面白いのでヘビーネットウォッチャーのみなさんにとてもオススメです。

ちなみにRadian6のRadianは、角度の単位のあのラジアンのことだそうです。