[radian6]radian6のよくある質問集 その1 一般的な質問

By |6月 8, 2011|Radian6, |


みんなが気になるRadian6の詳細機能について解説していくシリーズ1回目。よくある一般的な質問について解説します。

参考:Social Media Blog
Radian6 Applications
※Radian6はmarketing cloudに統合されました。


Q:クローリング範囲はどのくらいか

A:1億5000万以上のサイトを日々巡回しています。デフォルトの巡回先は、ブログサイト、大手ニュースサイト、動画サイト、写真サイト、Twitter/Friendfeed、掲示板、ブログコメント、Facebookのオープンな領域です。また個々のユーザが巡回先のURLを追加することも可能です。オープンな領域であればどのようなサイトもクロール可能ですが、逆にクローズドな環境は当然巡回不可です。巡回は常に動いておりデータはほぼリアルタイムに反映されます。また、スパムや重複データはRadian6側で除外されまs。
(クローリングについては後日別エントリにて詳細説明します。)


Q:他の多くのソーシャルモニタリングツールとの違いは何か

A:以下の点でRadian6は他ツールと差別化されています。

データカバレッジ:
日々1億5000万以上のソーシャルメディア投稿をクローリングして、800万以上の投稿をユーザに届けています。これは他のソーシャルモニタリングツールと比べてもかなり多いほうです。

ユーザビリティ:
フルFlashの非常に使いやすいユーザインターフェイスを提供しています。

データ解析:
ソーシャルメディア分析に特化された多数のダッシュボードを提供しており、それらの組み合わせにより無数のパターンの分析が可能となります。

Insights(アドオン機能):
Radian6 Insightと呼ばれるAppExchangeのようなアドオンプラットフォームがあります。
Insightsを使うことによりRadian6の既存機能では実現できない分析を実行することができます。例えば、既にInsightsを提供しているKloutを使うことによりRadian6で収集したデータに対して、Radian6とは別のKloutのアルゴリズムを使ったTwitterユーザスコアリングを行うことが可能となります。

ワークフロー:
ワークフローはRadian6の大きな特徴の一つです。Radian6は大企業で多数のユーザが同時に使い事を想定して設計されており、業務フローの中で活用するための多数の機能が実装されています。例えば、ユーザ毎の機能権限分け、ユーザ毎の閲覧制限、ソーシャル投稿へのユーザアサイン、作業履歴保持、メールやIMによるアラート、カテゴリ分け、タグ付け、ソーシャルメディアへの投稿インターフェイス、などの機能があります。

フィードバック体制:
利用ユーザの声を取り入れて、頻繁な製品アップデートを行っています。

外部連携:
契約をすればWeb APIも利用できます。Insightsのような内部アドオンの開発にも使えるし、SalesforceやGoogleAnalyticsのような完全な外部のシステムともWebサービスでの連携が可能です。


Q:システムのアップデート頻度はどのくらいか

A:2週間に一度のマイナーアップデート、2ヶ月に一度のメジャーアップデートがあります。ほとんどの場合追加費用は必要なくそのままの契約で追加機能が使えます。アップデート内容についてはブログやメルマガで事前告知があります。筆者が実際にここ数ヶ月利用している間にも多数の機能が自動的に追加されていました。3ヶ月に一度のセールスフォース以上のアップデート頻度です。