[salesforce] Dreamforce ’13 サマリ
今年のDreamforceも大変な盛り上がりでした。私も1億円を狙ってネタアプリを作成しましたがカスリもしなかったみたいです。残念!
さて、今年もあくまで「私にはそう聞こえた!」内容をバイアスかかりまくりでお伝えさせていただきます。
Salesforce1
- すべてがモバイルフレンドリーなAPIとして提供
- ExactTarget APIとか増えてます
- パブリッシャーアクションに追加で独自のVisualforce画面も動きます
- force.comネイティブ開発以外の開発がよりやりやすくなります
早速、以前試した[salesforce] パブリッシャーアクションにマージギアを表示してみたの組織につないでみると既存のパブリッシャーアクションが表示されていました!
これはモバイルアプリのデリバリがだいぶ楽になりますね。
あとは将来的に様々なデバイスを対象にしているようで、センサから集積されるビッグデータや、M2Mが普及した時代でのカスタマーユーザ体験などを見据えた新ブランド&プラットフォームの発表といったところでした。
Heroku1
一方、こちらは具体的な発表。
Heroku1 – SalesforceとHeroku Postgresの自動同期とのことですので早速Waiting Listに登録しておきました。
Exact Target Marketing Cloud
- リアルタイムで自動化されたオートメーションマーケティングシステム
- 顧客のステータス(育成状態)を瞬時に細かく確認できるUI
- ビジネスインテリジェンスも瞬時に細かく確認できるUI
- ビジュアライズなオートメーション設定画面
デモを見てる感じですと顧客のナーチャリング(育成)ステータスが見易く表現されていて、ビジュアルワークフローっぽい画面でマーケティング施策の設定をし、それらが自動で動くという凄く使いやすそうなツールでした。
Superpod
これはHewlett-Packard社との協業で提供される予定のsalesforce.comのデータセンター内に特定顧客向けの専用ハードウェアを設置し、そこからSalesforceの各種サービスを提供するサービスらしいです。
デベロッパーとしてはスコンとインストールできちゃうSalesforceの存在を臭わせる発表だったので、ついにローカルで動くforce.com環境の提供も近いか?と思いましたが岡本さんのTweetで撃沈。
いちお言っときますが、特定顧客の専用Podをウチのデータセンター内で動かすって話です。運用管理もリリースも普通のPodと同じ。違う点は1社に割り当てられるリソースがデカイので速い & ガバナ制限をユルくできる(かも)だと思われ
http://t.co/N4A1qR53oR
— Mitsuhiro Okamoto (@mitsuhiro) 2013, 11月 20
今回のDreamforceですが、個人的にSalesforceに訊いてみたかったことへの一時回答が多かったので満足してます。
様々なデバイスにどう対応していくのか?モバイルアプリのデリバリをどうするのか?オンプレ対応しないのか?Salesforce界隈以外の状況を追っていれば、そろそろSalesforceなりの回答を訊いてみたい、その答えが知れてうれしかったです。