Googleスプレッドシート上でのSalesforceデータ一括編集が一周回ってDataLoaderより便利だった件
こんにちは。ソリューション営業部の彦部です。
さくらんぼのシーズンを迎え、八百屋通いが忙しいこの頃です🍒
世間様はワールドカップに沸いていて、寝不足な人も多いようですね。そんな中シクシクと睡眠時間を確保している彦部。マイペースに生きていきます。
さて、先日、わが社のchatterフィードを見ていたらこんなタイトルが。
「Google スプレッドシートで Salesforce のレコードを一括編集できます。」
なに?もうDataLoaderをインストールしなくて良いのか?
編集して保存すればSalseforceに直接データがupsertされるのか?
期待に胸膨らませたSalseforce愛好家たちがざわつきました。
何はともあれ、使ってみましょう!ということで、今回ご紹介するのはこちら↓
目次
0.準備は恐ろしく簡単
1.データの取得
2.編集
3.追加・更新
4.削除
5.スケジュール
0.準備は恐ろしく簡単
ログイン
ログイン成功!別ウィンドウで「無事は入れましたよ!」メッセージ画面が表示されます。
1.データの取得
メニューの「SOQL Builder」を選択。
作ったSOQLをテンプレートとして保存しておけるのもいいですね。
私は条件書くのが面倒なので普段は基本的に「Check editable」を使っています。
準備ができたら右上の「Run Query」をポチッ。
でてきたー!あ、こちらテストデータなのでご安心を。
2.編集
普通に編集。編集したところが黄色くなります。
選択項目はリストで出てきてくれるのも親切ですね。
3.追加・更新
結論から言いますと、保存するだけではupsertはできませんでした。
考えてみれば、そんなことできてしまったら結構危ないですよね。。
ともあれ、使ってみたところ結構便利だったのでお勧めします!
メニューから「Data Loader」を選択。
左上のラジオボタンで、追加・更新したいデータを簡単に選べます。
All rows…すべての行を処理
Selected rows…追加・更新した行を処理
Row numbers…行を指定して処理
Relative reference…指定したセルの範囲を処理
あとは「Operation」で「Insert/Update/Merge」を選んでPushボタンをぽちっ。
4.削除
データ削除機能は2種類。
①Manually Delete…消したい行のIDを選択してボタンぽち。
②Automatic Delete…消したい行のIDを赤くマークしてボタンぽち。
今回はおすすめする①をご紹介。こんな感じ↓
5.スケジュール
スケジュール機能も無料で使えます。メニューから「Manage Time Plans」を選択。
右上にある「Add Timer」ボタンをクリック。
データの「取得/リフレッシュ/追加・更新/データチェック/スナップショット」の4機能が用意されています。
例えば複数のスケジュールを組み合わせ、毎日最新のデータのスナップショットをとっておくようなことなんかもできちゃいますよね。
実際使ってみましたが、10分ずれくらいでした。まあまあ、こんなもんでしょう。
「ファイル→スプレッドシートの設定」からタイムゾーンをちゃんと確認しておくこともお忘れなきよう。
以上、今回はMySalesData for Salesforceについてざらっと説明しましたがいかがだったでしょうか。当初期待したような手軽な使い方は叶わなかったにせよ、よくよく使ってみるとDataLoaderよりだいぶ便利でした。
手軽に始められるので皆さんぜひ使ってみてください。